土佐堀川に面する北浜エリアは、水都大阪のシンボル・中之島の対岸に位置し、中央公会堂や中之島公園が目前にある非常に恵まれた立地にあるにも関わらず、建物が川に背を向け、その価値を生かした利用がされていませんでした。また、中之島周辺では、親水性を高めた水辺空間の整備が図られ、年間を通じて数々のイベントや水都に関する催しが実施されていますが、周辺地域への波及が少なく、日常的・継続的に魅力を感じられる仕組みや工夫が求められています。
「北浜テラス」は、このような「川と街の連続性をつくりたい」、「大阪ならではの風物詩をつくりたい」との想いを共有した地域の人々・市民の発意のもと、「水都大阪2009」による官民協働の取り組みとして誕生しました。

北浜テラスは水都大阪2009の理念を継承した事業として、水都大阪2009終了後も民間事業者やNPOなどの市民団体の手によって継続して実施されています。 民間の任意団体としては全国で初めて、河川敷の包括的占用者として許可を受け、1年を通じて川床を楽しむことができるようになりました。民間による公共ストックの積極的利用をはかる試みとしても注目を集めています。


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